つぶやき
今、あなたに聞いて欲しいつぶやきがあります。
2023年から円満カウンセリングで感じたこと、考えたことなどを少しづつ綴っていきます。ホームページに訪問された方の何かのお役に立てればうれしいです。
●夫婦仲は60~70点で良しとしよう。
新婚期を過ぎると、多くの夫婦は小さな諍いを持ち始め夫婦喧嘩に発展することがあります。お互いにあるべき夫婦像を相手に求めがちです。しかし、結婚相手には、性格、行動傾向など自分には無いものを持っている人を選んでいることが多いのではないでしょうか。お互いに補い合って夫婦になっていくように思います。
●60~70点の夫婦・家族って何だろう?
小説家の故向田邦子さんにこんな言葉があります。
「家族は凸凹があったり,すき間風が吹いたり色々ある。だから考えたり,知恵を絞ったり,労りあったりする。その中で,気づかされたり,教えられたり,人のいたみを分かったりしていける」
異質な部分を持っている夫婦という舟を、お互い補って工夫しながら漕いで行くのではないでしょうか。
●多くを求めない。小さく求めましょう。
夫(妻)ならこうして欲しいと期待します。多く求めすぎて、少ししか出来なかったらお互いに不満や不全感が残りますよね。まずスモールステップで小さく求めてみたらどうでしょうか。そして結果に関わらず、必ず「ありがとう」の言葉を添えましょう。ホルモンのドーパミンが出て、またしようと思いますよ。
●結婚したからといってすぐ夫婦にはなれない。夫婦doingで夫婦になっていく。
1~2週間に一度でも一緒に買い物や映画、食事会などを共にしましょう。夫婦という舟を漕がないと浮いたままで前に進みません。小さな共同体験の積み重ねが夫婦の絆を作り、太くなっていくように思います。
●「I」ある会話をしましょう。
「私」を主語にした表現を「Iメッセージ」,相手を主語にした表現を「Youメッセージ」と言います。例えば、パートナーに対して○○の不満があるとき
「you」メッセージ・・ 「だから、あなたはダメなのよ。」
「I」メッセージ・・・ 「私はあなたの行動に悲しくなるの」
このように主語を「あなた」から「私」に変えるだけで、批判的な発言に聞こえないことがあります。
●男性的脳、女性的脳そしてモザイク脳
女性的脳はまず共感を求め、男性的脳は問題の解決を提案します。その違いからコミュニケーションの問題が起きます。脳の分け方は生物的な性別ではありません。多くの方は男性脳と女性脳がモザイクになっていると言われています。その割合が違うだけです。「パートナーの話は共感型で聞き、自分の話は問題解決型(結論型)で話されたらどうでしょうか」と、人工知能研究者の黒川氏も言われています。
●相手は変わらない。自分が変わると相手は変わり始める。
夫婦喧嘩のパターンはそれ程多くは有りません。相手を思うように変えようとしてしまい批判的になってしまいます。相手は自分を否定されたように感じ、反対に意固地になって喧嘩が大きくなってしまいます。前々回述べたように「I」メッセージで相手に話しかけると、相手は微妙に変わってくるように思いますがどうでしょうか。
●離婚のご相談にも応じますよ
「つなぐ」では夫婦円満を目指していますが、最終的に離婚の方向で考えられるご夫婦もおられます。その場合は、離婚の相談や両親の紛争中に心身が不安定になっておられるお子さんなどのカウンセリングを致します。離婚も一つのライフスタイルなので、ご夫婦が少しでも納得できる結論が出せるように一緒に考えられたらと思います。
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