つぶやき 2
★結婚ってどういう事だろう?
一緒にいることによって、自分のいい面が少しずつ出てくると感じられる相手こそが、ほんとうの意味での伴侶となるべき存在なのかなあーと時々思います。
★離婚率は結婚五年以内が高いです。
やはり夫婦の原家族の文化,習慣から二人の彩りを創るまでに4~5年かかるように思います。二人の彩りを大事にしながら,三つ目の共通の色が創れたらいいですね。
★小さな良いところを見つけて言おう。
悪い処を言われるよりも良いところを言われたら,脳内にドーパミンが出て,明日からも同じ行動をしようと思いますよ。
★2~3年後の夫婦のサブゴールを話し合おう
過去の事を振り返るよりも,2~3年後の具体的な目標を立ててみませんか。例えば,お互いに趣味を持って継続するとか。一般的には,現状から2~3歩前進する目標を立てますよね。将来を語るときに,後退することは話さないように思います。
★ご夫婦二人でカウンセリングにおいでになった方が,カウンセリングの効果が早く出ますよ
最初は色々な事情からお一人でカウンセリングに来られる方が多いです。途中からお二人で来られると,お二人のコミュニケーションの様子を拝見しながらカウンセリングが出来ますので,カウンセリングの効果も早く出るようです
★親族への相談は控えめに。
自分の親族に夫婦の相談をすると,過剰に身内に味方して紛争が拡大し複雑化することが多いようです。中立的に傾聴してくれる第三者に相談できたらいいですね。まず第一は,夫婦で冷静に話し合いましょう。
★子どもの前で暴力や夫婦喧嘩は止めましょう
子どもの記憶は3歳頃から記憶に残ると言われています。子どもは両親に何か言いたくても言えないことが多く,身体にストレス反応が生じることが多いようです。お互いに相手の悪口を子どもに言って味方に付けようとするのは,子どもはどうしたらよいのか葛藤を抱えてしまいます。子どもは、両親不和の外傷体験を持つことが多く、両親の配慮が必要です。
★配偶者のことは案外知らない。
配偶者だから何でも知っておきたいと思う気持ちも有りますが、知らないことも結構有ります。だからこそ面白い。夫婦だから話せる、夫婦だからこそ話せないことも有るのではないでしょうか。お互いのことを知るために各種心理テストを受けていただき、お互いの了解の上交換したりします。
★結婚すること、離婚することは一つの生き方
周囲の者や社会は結婚や離婚を価値判断しがちですが、それぞれの事情により選択しているので、周囲の者が良いとか悪いとか言えるものではないように思います。最終的に本人がどこまで納得しているかだと思います。俳句を一つ【倖せと思うしあわせ春隣】
★気分スケーリングをしてみよう。
就眠時、今日の気分は10点満点で何点だったか点数を付けてみるのはどうでしょうか。その点数だったのはどうしてだろうか。1点上がるためには何があれば良いのだろうか考えてみたら。今日の自分を客観的にみるのも良いと思います。そして翌日新しい自分になるというイメージで寝ましょう。
★パートナーとの関係を思い出して次のことをノートに書いてみよう。肯定的な面も出てくるかも。
①パートナーが自分のためにしてくれたこと、②感謝していることや有り難うと思っていること、③パートナーに謝りたいと思っていること、④パートナーが頑張っていることや大変だなあーと思っていること。
★「花種を蒔き 常の日を新たにす」 俳人・岡本眸
新婚期を過ぎた夫婦の日常生活は、平々凡々で刺激のない日(常の日)が過ぎ去っていきます。常の日に花種を蒔くなど小さな出来事をつくり、日日新たにするという意味だと思います。これも小さな工夫だと思います。
★別居する前に相談機関に行ってみよう。
円満カウンセリングに来られる前に、パートナーと既に別居している方がおられます。パートナーが既に離婚の意思を固めてしまっている場合は、なかなか円満カウンセリングの効果が出にくいように思います。
★夫婦関係改善の目安は?
○相手への関心が増える。相手の為に時間を費やすことが増加してくる。
○直接的コミュニケーションの増加、アイメッセージや有り難う、ゴメンが少しずつ増えて来ている。
○夫婦doingが出始める、定着化に向かっている
★「つなぐ」では、是が非でも夫婦円満を最終ゴールにすることはりません。
夫婦の役割期待やコミュニケーションの修復に取り組んだ結果、これ以上事態が改善しないのだということに夫婦が納得できたら離婚という選択肢も有りだと思います。離婚もライフスタイルの一つだと思います。
★夫婦関係を上手くするには、
時々離婚に向き合うことが大事なのでは。より良い生の実感を持つためには時々死を意識する事と同じように思います。
★円満のコツとして最近特に思うこと。
相手の為に自分の持ち時間とエネルギーをどれだけ使えるかが大事なように思います。
★お互いに小さな記念日を創ろう
結婚は錯覚と勢いですることが多いように思います。やがて錯覚が解け、お互いの粗さも見えながら平凡な日々が始まります。
平凡な日々に彩りを工夫出来るか否かがポイントのように思います。工夫の方法として、誕生日やクリスマスなどのイベントとは別に、例えば、夫婦の良い想い出であるサラダ記念日とかカレー記念日、退職記念日など何でも良いんです。
★お互いの「ありがとう」は一日に何度言っても減らない。
結婚を漢字で表すと新婚の妻は。「楽」「幸」。20年以上の妻は「忍」「辛」というアンケート結果がありました。なぜ幸せが辛いになるのだろうか。たった一本横棒が無くなっただけです。その横棒は何だろう。お互いに「有り難う」という気持ちではないでしょうか。結婚したら夫婦になるのではなく、時間をかけて夫婦になっていくのではないでしょうか。悪いと思ったら素直に「ごめんなさい」と謝りましょう。まず言葉にしないと伝わらないと思います。
★多くの夫婦は、相手から自分の人生を肯定してもらい評価して 欲しいのではないでしょうか。
態度だけでなく、素直に言葉で伝えて欲しいと思います。
★過去のトラウマ(浮気とか虐待など)は消えません。
今、心と体が充実していれば、トラウマは次第に薄れてくるように思います。
★夫婦の川柳(by いい夫婦 川柳コンテスト)
ぶつかって廻り続ける夫婦独楽
時々は夫婦同士でおもてなし
50点同士でいいさ 足せば100